♯14 僕と突き合ってください
とうす☝
今回はあたすがやっているスポーツ
フェンシングについてのお話でもしようかなと思います
まず皆さんフェンシングのことはどれくらいご存じでしょうか
名前聞いたことあるだけ、なんとなくイメージはできる、テレビで見たことある
様々だと思います
フェンシングは元々、中世ヨーロッパの戦場での剣術からスポーツとして普及したものと言われています
銃などの火器が出てくる前ですね多分
戦場でも剣が軽量化していったり、馬が用いられていったりしたわけですね
戦場で剣が使われなくなっても剣術は存在し続けたため、その美しさが徐々に人気を集め、スポーツへと形を変えていったという流れです
そんなことはいいんだよ
みんなが知りたいのはルールなんだよ
ルールがわからないからあんなにかっこいいスポーツが人気にならないんだ
起源なんかどうだって良い
ルールだルール!
ということでまずは大まかなルールから
こちらをご覧ください
このように現在は3種目あるんですよ
3種目とも画像上部のピストと呼ばれる細長いシートの上で試合をします
通電した剣を片手に持ち、半身で中腰になるような形で相手と向かい合って戦います
もちろん体に電流が流れることはありません
剣の先端は尖ってはないですが、一応鉄の棒なので腕とか脚を強く突かれるとあざになったり擦り傷みたいになったりすることはありますね
そして何より特徴的なユニフォームね
全身タイツみたいだと言われることが多いですね
俺みたいなのはダメだけど、かっこいい人が着ると似合うんですよ
夏はほんとに地獄です
頭ん中真っ白になるくらい暑くなります
どうにかなんないですかねぇ
それじゃあ種目別に見ていきましょうか
とりあえずこちらをご覧ください
Yuki Ota Fencing Visualized Project - MORE ENJOY FENCING
どうでしょうか
大体はわかりましたかね
まずこの動画めっちゃかっこよくないですか?
3年前の動画ですけど
未来感がありますね
動画タイトルにVisualized Projectとありますよね
直訳すると可視化計画
これは、フェンシングの試合は見慣れていない人にとって見えにくく、ルールもわからない部分があるため、その部分を"可視化"することでもっと興味を持ってもらおうという太田雄貴会長が先陣を切って進めている計画です
映像も説明もわかりやすかったですよね?
それでは種目ごとに補足説明していきます
動画と同じ順番で行きます
まずエペ
エペは見る方にとって一番わかりやすい種目です
審判機のランプが点いたほうに得点が入ります
全身が、突いたら得点になる"有効面"になっていて、同時得点もアリです
よって、自分が突かれないように守りつつ相手の隙を突いて自分だけ得点するのを目指していくわけです
自分の隙を見せないようにするのが第一であるため、慎重な試合展開になりやすい種目でもあります
現在、この種目の男子の世界ランキング一位は日本人です
すごくないですか?
見延選手という方なので、気になった方がいましたら是非調べてみてください
続いてフルーレ
フルーレは、日本では最も競技人口が多いメジャーな種目です
初心者は大体フルーレから始めます
有効面は両腕、両脚、顔を除いた胴体部分です
もちろん背中もアリです
"振り込み"とよばれる剣をしならせて背中を突く技も有名ですよね
エペと違い、同時得点はナシです
動画の中でもありましたが
フルーレには、攻撃優先権というものがあります
優先権を持った状態で有効面を突くことで得点することができます
この権利は、腕を伸ばして剣先を相手に向けたり、相手の剣を自分の剣で払ったりすることで持つことができます
また動画のように、相手の剣を叩いたり相手の剣に叩き返されたりすることで優先権は入れ替わります
両者が同時に持つことはありません
それでは、優先権がないと得点することは出来ないのかと言うと、そうではありません
攻撃優先権とは、仮に同時突きになった場合に持ってると自分だけが得点できる権利のことを言うので、
自分だけのランプが点いて相手のランプが点いていない状態であれば、攻撃優先権を持っていなくても得点となります
ボクシングで言うカウンターみたいなことが起こりうるのです
これが面白いところで
もちろん攻撃優先権のことは常に頭に置いておかなければならないのですが、そればかりにとらわれているとカウンターを決められてしまうということなんです
そういう駆け引きが本当に面白い
相手の意表を突いたカウンター的なプレーが出来た時の快感はこの上ないものになります
最後にサーブルです
サーブルの一番の特徴は、"突き"に加えて"斬り"があるところです
エペやフルーレの剣は、剣先にポイントと呼ばれるボタンのようなものが付いており、それを一定以上の力で押すことで通電する仕組みになっていますが、
サーブルの剣は、剣先にポイントはなく、ブレード全体のどこかが触れさえすれば通電するという仕組みになっています
有効面は上半身全部ですので、
剣道の"面"のように頭を叩くような攻撃も有効になります
剣先を相手に向けておく必要性がほか2種目に比べて小さくなるため、自ずと剣捌きがダイナミックになります
あとはフルーレとほぼ同じで、攻撃優先権があり、同時得点はナシです
私はまだやったことがないのですが、かっこよさで言ったら一番だと思います
瞬発力、腕と脚の筋力が特に必要な種目であるので
前もって鍛えておきたいです
これで各種目の大まかな説明は以上です
いかがでしょうか
二つの投稿に分けたりしちゃうと良くないかなと思って最後まで書き続けちゃいましたが。
説明がヘタクソなので、わからないところもあるとは思いますが、どこか一部でも理解して興味を持ってくれたなら幸いです
正直、
フェンシングには、実際にやってみないとわからない面白さがあります
本当に全員に一度体験してみて欲しい
まあ難しいと思うんで、来年のオリンピック
フェンシングに少し注目してみてください
解説の方もわかりやすい説明を心がけているので安心してみれますよ
ここまで読んでくださった方
ありがとうございました
それじゃあ
おやすミッフィーちゃん
このあともまた夢でお会いしましょう アディオス